春のふるさと交流会

2022年5月25日 14時44分

今日は、地域の方との春のふるさと交流会。

コロナ禍でしばらく実施できなかったため、交流会も3年ぶりの開催でした。学校田に集合し、翠っこと地域の方とで、もち米の苗を田んぼ一面に植え付けます。

 

  まず、地域でたくさんの米を育てている大先輩から、植え付けのポイントを教えていただきました。ポイントは、田んぼにたくさんの穴を開けないように、足元を動かし過ぎないこと。穴を開けてしまうと、苗の根が浮かんできてしまうからと、理由も丁寧に教えてくださいました。

 

 

さあ、一人一人苗を手渡してもらっていよいよ植え付けのスタートです。

1・2年生は、田んぼが少し変形している場所を担当しました。

田植えが初めての1年生は、泥の中に足を入れるのにかなり二の足を踏んでいます。入ってからも、「いや~、だれか助けて~。」と助けを呼んでいました。足がぬかるみにとられそうになりながらも、しりもちをつかないようにバランスを保ちながら頑張りました。

躊躇なく作業を進める2年生が、随分とたくましく感じられた一場面でした。

 

 さあ、次は、3年生以上で広い場所に手植えです。

田んぼの両端から糸をぴんと張ってもらい、それに沿って苗を植え付けると、まっすぐに植え付けができました。昔の人の知恵はすごいですね。全ての場所に植え付けて終わったことを確認して、「せーの!」の掛け声で一列分ずつバックして作業です。

 

はじめに習ったことをしっかり守って、踏みしめた足をできるだけ動かさないようにしながら進みます。隣にいる友達や地域の方と協力して、一つずつ丁寧に植え付けていくと、一面の田植えに1時間以上の時間がかかりました。

 

 翠校で育てる米は、クレナイモチというもち米で、昨年は、PTA主催のキャンプで、餅つきをしてくださいました。

これから、秋の収穫まで、苗がぐんぐん育っていきます。楽しみですね。

田んぼの仕事のお忙しい時期に起こしくださった皆様、翠校の田植えをお手伝いいただき、本当にありがとうございました。

今年も貴重な体験ができました。