いじめSTOP愛顔の子ども会議

2022年8月16日 17時36分

お盆が明けて、学校閉庁日も終わった今日、郡中小学校でいじめSTOP愛顔の子ども会議が行われました。

翠小学校からは、学校を代表して5・6年生の中から3名が参加しました。

開会行事では、教育長さんから「自分のもの、他人のもの…自分の心、他人の心…そして、自分の命と他人の命を大切に」というお話をいただきました。そうすることで、「思いやり、優しさのあふれる笑顔の絶えない学校になります。」としめくくられました。参加者みんながこの言葉をしっかりと受け止めたところで、会議が始まりました。

まずは、由並小学校の取組発表です。

いたずらといじめの違いは?と、分析しながら、「いたずらだって、された方が嫌な気持ちになれば、それは許されないこと。」「いじめは、された方がいじめだと思えばいじめなんだ。」と、全校児童で考えたことを発表してくれます。「いじめをSTOPするには、いじめの加害者にならないことが大切だ。」という言葉は、参加者みんなの心に強く残ったことでしょう。

 

その後、グループでの活動です。

3人とも別々のグループ、別のフロアで緊張気味でした。

アイスブレイクでは、翠小の先生が仲間づくりのためのエクササイズを進めました。

グループの人の名前を知って場が温まった後、準備してきた資料をもとに、各学校の取組を発表しました。

翠っ子3人は、ハロー大作戦と「みどりの木」プロジェクトのことを中心に活動を紹介しました。

5・6年生の作成した資料は、1人1台端末を使って分かりやすくまとめられていて、事前にこの資料を見せてもらったときには、そのクオリティの高さに驚きました。

3人ともグループの人からたくさんの質問をもらって、一生懸命に答えていました。

その後、学校ごとに集まって協議をしました。

「こんな発表があった。」「この取組はまねしてみたい。」と、3人とも大きなものを得た様子です。

取り入れていきたいことについて、2学期以降、5・6年生から報告があると思いますので、翠っ子の皆さんは、今後の広がりを楽しみにしていてください。

 

最後に全体での協議です。

協議では、中学生から、毎月14日を含む週に、伊予市の全ての小中学校で挨拶運動をしてはどうかという提案があり、それぞれの学校で、実施方法を工夫しながらやってみようということになりました。

 

全員が集まった中での感想発表では、翠っ子3人ともが挙手して、堂々と思いを伝えてきました。

閉会行事での教育委員さんの「この会議で話し合い、考えて、頭に浮かんだこと、心に残ったことを実践してください。」というお言葉のとおり、会議で学んだ多くのことを、2学期からの活動に生かしていきたいですね。

学校の代表者が集まった会議、発表全てにしっかりとした意志を感じました。3人にとっては、なかなかできない貴重な経験となったことでしょう。そして、司会進行やグループの代表者としてリードしている中学生の姿が本当に立派でした。伊予市の小中学生の底力を感じました。

 お疲れ様、頑張った3人に拍手。。。