ほたる祭りの後の静けさ。
今日は、朝からほたる保存会の方、観光協会の方、保護者の有志の皆さんでお祭りの片付け。
グランドに丁寧にトンボをかけてくださり、廊下もピカピカに磨き上げてくださりました。
すっきりと片付き、いつもの翠校に戻ったところで、ぽつりぽつりと雨が降り始めました。
昨日と今日で全くちがうお天気。昨日、良いお天気の下でほたる祭りを実施できてよかったと思っています。
ほたる祭りの様子を改めてご紹介します。
午前中から準備をしていただいている中、翠っ子は、午後から登校です。
まずは、八幡浜の松田久司氏、まつちゃん先生に、「ホタルってどんな生き物?」と題してお話していただきました。
ホタルの種類や生態、生息数の推移など、ご自身のこれまでの調査に基づいたお話をしていただきました。「どうして種類によって赤い場所が違うの?」「ホタルの生息しやすい環境を守りたい。」など、積極的に感想や質問をしました。
お話を聞く間、外では餅つきが行われていました。せっせと餅を丸めるお母さんたち。
お祭りの準備が順調に進む中、中村知事さんがほたる祭りの会場準備の様子を視察に来てくださり、餅つきにも参加してくださいました。
ホタルの講話の後、いよいよ、ほたる祭りの第一部が始まります。
スタートは、わんぱく引き相撲大会です。
下灘小学校、由並小学校の皆さんの参加に、会場も盛り上がります。
土俵入りや挨拶の流れなどを確認して、試合がスタート!
優勝するともらえる「御幣」も保護者の手作りです。
引き相撲には、腕力以上に瞬発力や作戦がものを言い、思わぬ勝敗に大きな拍手が上がりました。
参加してくださった下灘小学校、由並小学校の皆さん、本当にありがとうございました。
続いて、第一部のエンディングのステージ発表、翠ソーランの発表です。
練習の成果を発揮して、しっかりと踊りを披露しました。
翠校ではこの後、引き渡し訓練を行い、保護者の皆さんと一緒に解散となりました。
屋台を巡って食べたいものを手にして教室で食事をしました。
19時からのステージ発表には、PTAとホタレンジャーが参加しました。
笑いと拍手に包まれたPTAのキレの良いダンスに続き、ホタレンジャーが登場。
ビシッと締めくくってくれました。
だんだんと日が暮れ、提灯行列です。200個準備した提灯は、何人かに一つずつ渡すうちに、あっというまになくなりました。
締めくくりは、願いを込めて風船飛ばしです。
この風船は、双海中学校の有志の皆さん45名がボランティアで準備してくださいました。
風船が揺れる摩擦でも破裂するなど、大変な準備です。翠っ子たちは、風船を揺らさないように慎重に廊下を歩いていました。風船が続く廊下は圧巻でした。
たくさんの人のほたる祭りへの思いで開催することができたお祭りでした。
翠小学校としては、分からないことが多い中、戸惑ったり、ご迷惑をおかけしたりしました。
それでも、翠っ子が心から楽しいと感じられる時間を過ごし、大切な思い出ができたこと、双海町の大きなイベントに参加できたことをうれしく思い、開催に向けてご尽力された方々に、心から感謝しています。